■■カメのつぶやき・今日のポイント
「『寒い国のラーゲリで父は死んだ 父、山本幡男の遺した言葉を抱きしめて』書評」
最近連続して紙の本を読みました。

寒い国のラーゲリで父は死んだ 父、山本幡男の遺した言葉を抱きしめて
どちらかというと遅読の方かと思います。それでも残りページ数が少なくなってくると読み終えてしまうのが惜しいような気持ちになってきます。
今回もそのような本でした。
いつものようにチャレンジシートにまとめてみました。
チャレンジシート
書名:寒い国のラーゲリで父は死んだ 父、山本幡男の遺した言葉を抱きしめて
著者:山本顕一
1.この本を読んだ目的、ねらい
映画「収容所から来た遺書」を観て、映画原作始め主人公に関連する書籍を読まねばと思っていたところ、たまたま新聞広告を見かけ反射的に購入。
2.読んで良かったこと、感じたこと
子供たちに宛てた遺書の中で、
「さて、君たちは、これから人生の荒波と戦って生きていくのだが、君たちはどんな辛い日があろうとも、光輝ある日本民族の1人として生まれたことに感謝することを忘れてはならぬ。日本民族こそは、将来、東洋、西洋の文化を融合する唯一の媒介者、東洋の優れたる道義の文化、人道主義をもって世界文化再建設に寄与しる唯一の民族である。この歴史的使命を片時も忘れてはならぬ。」
この遺書、この一節に出会えただけでこの本を読む価値があった。
内観。
小学校3年生で別れた父親は筆者にとっては怖いだけの存在だった。場合によっては憎むべき存在だった。それを乗り越えることができたのは40歳を過ぎて体験した内観だった。
これをもって、父親との確執を乗り越えることができたと言う。
私も父親に対して確執と言うものほどのものではないにせよ、普通の男の子が持つ父親への反抗心、対抗心というものはあった。
著者は、父親の遺言通りに生きることができなかった、成果を残すことができなかったと言う言い、盛んにヒゲするが、そんな必要は無い。ちゃんと父親の遺書、そこに込められた意志を後世に伝えた。
深く心に刻まれた者、私がここにいる。
瀬島隆三との邂逅があったとは驚きだ。瀬島さんの収容所での体験談等の書籍が出ていないか確認してみよう。
3.この本を読んで、自分は今から何をするか
この本をきっかけに関連する書籍や映画を知ることができた。
それを次々に観たり読んだりしたい。
4.3ヶ月後には何をするか、どうなっていたいか
日本の満州政策、シベリア抑留、瀬島龍三の生涯など知識を深める。
それでは今日はこの辺で!!
今日も皆さんに、幸福と健康の粒子が、たくさん降り注ぎますように・・・。
その粒子が肌に触れ、心に触れ、健やかな一日でありますように・・・。
(谷田貝)